フェラーリ355 タイミングベルト交換 2017/12/5
記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています
フェラーリ355タイミングベルト交換で入庫です。
まずはオイル類を抜いて、エアコンガスの回収をします。
写真は自動エアコン回収機で、回収するだけでなくガスをリフレッシュして数十グラム単位できっちり新ガスを入れることができる優れものです。
夏場は、エアコンが効かないお車で活躍します。
フェラーリ355のエアコンチャックはフロントフードの中にあります。
エンジンを下ろしてタイミングベルトを交換、オイル漏れがあったのでカムシールを交換します。
タペットカバーを外して作業します。カバーは後で粉体塗装を施します。
タイミングベルト交換が終わりエンジンを載せます。
こちらが交換したカムシールです。
タイミングアイドラプーリーも同時に交換します。
フェラーリ355のタイミングベルト交換はエンジンを降ろして作業するために部品が完全に破損していなくても後から追加作業ができないためにある程度の消耗部品は交換することをお勧めします。
タペットカバーの塗膜は時間が経つと劣化して剥がれてしまいます。
粉体塗装で再度焼き付け塗装をしてあげれば蘇ります。
焼き付け塗装なのでもちろん熱にも強いです。
10年ぐらいは綺麗に保つと思います。
最後にエンジンのバランス調整をしてあげます。
こちらのエアスクリューで調整します。
ここについているエアスクリューを回し調整して終了です。