フェラーリ308 タイミングベルト交換 10年不動車 レストアに挑む!!!
記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています
其の1 タイミングベルト交換編
フェラーリオーナーの皆様こんにちは,Jスクエア永井です。
今回は、10年間動かなく眠っていたフェラーリ308のレストアを紹介いたします
予算が決められているので、出来るだけコストを下げるため出来るところはO/Hで対応します。
フェラーリ308タイミングベルト交換で入庫です。
10年ほど不動のまま眠っていたお車で、エンジンがそのまま使えるか確認しながらの作業です。
予算もあるので、まずはエンジンがかかるかの確認です。
タイヤハウスを外して状態を確認します。
ぱっと見LLCが噴いたあとが見られます、、、
オルタネーターベルト、エアコンベルトが引きちぎられていました。
ウォーターポンプがガチガチに固まってプーリーが全く動きません、ベルトが切れた原因がこちらだと推測されます。
ウオーターポンプロックして、LLCが吹き出しその後不動になった模様!!!
エンジンのオーバーヒートが気になります。
エアコンのコンプレッサーを外します。
こちらは見た目かなりさびがあります。エンジンをかけることが先決なのでこちらはそのまま取り付けます。プーリー、マグネットクラッチなどの動きは問題なさそうです。
タイミングカバーを外します
ウォーターポンプからの水漏れが確認できました。
サーモスタットを交換します。
サーモカバーのシールを剥がし綺麗にします。(見た目新品のようになりました)
あとで水が漏れないように、サーモスタット取り付け、ウォーターポンプ取り付け面を綺麗にします。
タイミングテンショナーのO/Hをします。
フェラーリ308のタイミングテンショナーは、スプリングが折れている場合があります。
折れてなく、亀裂もなければ綺麗に清掃してグリスアップして再利用します。
綺麗に清掃してグリスアップをします。
ベアリングは損傷していたので新品を取り付けます。
フェラーリ維持費を少しでも下げるために、、
フェラーリ308のタイミングテンショナーはO/Hで再利用できますので、何でもかんでも新品にしなくても良いです。
フェラーリの維持費は高いので、少しでも低く納めるたにはO/Hは必然です。
カバーを取り付けてタイミングベルト交換は終了です。
取り付け後にクランクを回してベルト調整しますが、万一後から調整したい場合はサービスホールがあるので調整は可能です。